WBS指南塾

WBS指南塾

WBS指南塾とは

WBS指南塾は、仕事の道しるべの作り方を学ぶ場です。

テーマは、IT進捗管理の仕事を「数字でとらえる」ことです。

やること(作業)を一覧化し、残作業の数や納期までの日数などの数値を利用した進捗管理を行います。

数字で進捗をとらえることができると、納期までの納品ができるかどうかや、人員配置の目安などの優秀な判断材料になります。

作業を一覧化することによって、作業の無駄が見つけやすくなり、負担軽減を行いやすくなります。これによって、仕事量の拡大につながります。

WBS指南塾では、WBSを活用して仕事の道しるべを作り、仕事を見える化します。また進捗を数字で見える化します。

ついWBSを改善したくなるような、そして、やり遂げる力につながる可能性を紐解きます。

背景・課題

コロナ禍、コロナ後における業務遂行と競争力強化のために、業務のやり方見直しやIT活用は不可欠です。業務を回せてはいるものの、目先の業務に追われて目的に近づけない状況になっていませんか?
労働力の減少、法律による規制、IT利活用するために作業増加といった背景の下、負担を軽減しつつ、仕事量を維持拡大し、労働生産性や品質を向上させることが、求められる課題となっています。

効果の低いことを繰り返し行うだけで、2年前の課題が、まだ解決していない

いつも途中で挫折していませんか?

やりきる力、やり遂げる力が不足している

やらなくても許される雰囲気がありませんか?

指導する側が、「仕事の回し方」がわかっていないので、新入社員に伝えられない

リーダーシップは、仕事の全体の見える化から始まります。

WBSとは

WBS(Work Breakdown Structure:作業分解構成図)とは、仕事を作業毎に分割することで、仕事の全体を確認できる手法です。

・WBS指南塾では、WBS作成と、WBSを活用した進捗管理を支援します。

・WBS手法を活用して、全ての作業を一覧化することで、作業全体や進捗状況を見える化します。やるべきことが明確になり、作業の全体像や道しるべが見えるので、携わるメンバーがやる気になります。

・作業の優先度や省力化のポイントがわかり、改革したい意欲がわき仕事の品質が上がります。

・役割分担しやすくなり、仕事の効率が上がります。

・仕事の進捗状況を数字で理解するため、「あとどれくらいの残作業があるのか」「この仕事が終わるまでに、あと何日かかるのか」がわかりやすくなり、残り作業が明確になります。

▼WBSのイメージ(クリックすると拡大します。)

▼参考)IT進捗管理の仕事の見える化 ~数字で進捗をとらえる考え方を学ぶ~

WBSの作り方

①WBS作成の目的を明確にします

②推進体制の考え方を明確にします

③概ねのスケジュールを組みます

④主要な関係者で、上記①~③の内容とWBS作成に必要なスキルを共有します

⑤WBS(Work Breakdown Structure:作業分解構成図)を作成します

仕事をトップダウンで作業(Work)に分解(Breakdown)し、構造化(Structure)していきます。

※なお、上記①~③が明確にならない場合は、改めてWBS作りの前提となる目的(事業戦略や現状の課題)を共有し、議論しましょう。

①~③が明確にならない場合の遡りイメージ(クリックすると拡大します。)

1)抜け、漏れ、重複を防ぐ

2)粒度(作業量)を揃える

3)いつだれが何をやっているか→担当者、期日(開始日と終了予定日、終了日)、成果物

4)作成したら、主要な関係者で共有と合意

WBSを活用した進捗管理

目的や作業期間に基づいて、進捗管理を支援します。

・作業計画  と  実際の進捗具合  との ズレ を把握します。

・やった作業 / 残っている作業  から、「いつ完了するか」を予測します。

・作成したWBSの改善:進捗の数字をルール化、定期的なメンバーから聞き出しと振り返りを行います。

優先すべき作業が分かる。

作業やスケジュールの把握ができる。

問題を早期発見、早期解決できる。

作業効率の低下  : 原因を特定し改善。

工程遅延  : 残業や休日出勤などで労働時間増。

作業員の能力不足: スキルアップ研修、外注化、スケジュール調整など。

原料や部品の不足: 調達先や外注先に催促を促す、発注先を変える。

私たちの取り組み

・私たちは、WBS作成支援と進捗管理を通して使い方と改善まで、一気通貫で支援できます。

・私たちは、WBS作成時にトップダウンで考え、ボトムアップで検証するため、作業もれが防止できます。

・私たちは、目的や作業期間を見据えて、リスク特定、リスク対策の実施を支援できます。