IoT・AI相談室

IoT・AI相談室

中小企業のためのIoT・AI相談室

ITC-Pro東京では、IoTやAIに取り組みたい中小企業向けに相談室を設けています。

1.DXやIoT・AI等、世の中騒いでいるけれど、自社でやってメリットが出るのかどうかわからない中小企業様へ

IoT・AIや最新のIT動向等に対する基礎知識が理解できます。
・新聞やTV・インターネット等世の中に流れるニュースで言っている言葉の意味(価値)がわかります。 →ITベンダ営業の売り文句の良し悪しが区別できます。
自社の状況に置き換えて、何が取り組めるか、どこにメリットが出そうかが判断できるようになります。

中小企業のためのIoT・AI相談室【アイドル編】

コンサルティングスタイル:組織的な仕組みのある大企業も知っている、成長過程にある中小企業の実情も分かっている専門家が支援します。
・自身も経営者であり、経営者の仲間として話しが通じます。
・IT導入以前の段階から相談できる。 一緒に試作・プロトタイプ等を作れるメンバが居るので、自社の要件・ニーズを考えられるようになるまで引き上げてくれる。 ※手間がかかるので、特に中小企業ではそこを対応してくれるところはあまり無い。
・声をかけても、ベンダーのような売込みはしません。

 

2.現状既に組織的に管理業務が行われており、IoT・AIを活用して更に飛躍を目指している中小~中堅企業様へ

シビアで複雑な話も対応できる経験を持つプロのコンサルタントが対応します
全体の動きをデータで捉え、自社の戦略を新しい仕組みで実現する方法を指南します
可視化により改善点の重要度・優先度を分析します

中小企業のためのIoT・AI相談室【ロック編】


コンサルティングスタイル:企業のIT戦略と、IoT・AIの技術も両方がわかるから現実的で柔軟な解決策を導くことができます。
・「全体感」:部分だけで終わらない、単なるツール選定の枠を超えたアプローチを行います。
・「当てはめ思考でない」:個別企業毎の事情に合わせて、経営者共に仕組みを創造します。
・「社員の成長」:IoT・AIの新しい取組みを通じて、社員の発想力を鍛え自立できるように育てるよう進めます。

IoT・AIについて知りたい/導入を検討したい中小企業様にむけて(支援メンバから一言)

業務の新しい取り組みをIT活用で実現する際には、IT化した業務プロセスが組織に適合していなければ根付きません。IoTのように業務プロセスを変革する取り組みであれば、小規模であっても実践することで得た結果を評価して、ステップアップする進め方が成功に繋がると考えます。
小規模で模擬的なIT化を、安価な機器およびサービスを用いて実践することを通じて、新しい業務プロセスを検討する取り組みをお手伝いします。

 

IoT,AIと言うと、少しとっつきにくいかも知れませんが、自社に合った新しい技術を少しずつ取り入れることで、業務の効率化や新サービスの提供につなげることができます。
IT技術をうまく活用し、貴社も”進化”しませんか?

 

IoTは手段であって目的ではありません。御社のお困りごとを伺って、実現すべき目的や価値を一緒にご検討させていただき、解決のための手段として、最適なIoT、デジタルのご提案をさせていただきます。

 

IoTやAIというと難しく聞こえるかもしれませんが、あくまでITの適用領域を広げるための技術に過ぎません。いままでITが入っていかなかった領域こそ、IoTやAIは効いてきます。
まずは、ITについて知りましょう。そして、IoTやAIについても知りましょう。自分で動かしてもみましょう。自分事にしましょう。その上で、経営者がしっかり、IT、IoT、AIへの取り組みについて意思決定をしてください。

IoTをやってみたいけど何から手を付けてよいかわからない企業やIoTをやってみたけれどあまり成果が出ていない企業の皆様。IoTの技術と経営者の視点の両面から、社員の成熟度に合わせた取組を一緒にしてみませんか。

 

これからの時代、自社のIT活用は(人任せでなく)自分たちで実際に中味を理解しながら推進するのが大切だと思っています。
IoTやAI活用も、中の仕組みがある程度わかった上で、データを見れるようになると、自然と改善の「知恵」が生まれてきます。世の中にある新しいデジタル活用の考え方を一緒に体感しながら、デジタル経営に取り組んでいきましょう。

支援事例

製造業 社員25名 :加速度センサー~ラズパイ収集データによる原価管理改善・旧設備でのIoT活用・BIツール(Power BI)による見える化

【依頼経緯】原価管理に対する改善として、生産実績をより正確に把握して原価計算に反映させることを希望されており、その為の手段としてIoT手法活用への支援依頼を受けました。

【支援内容】加工機械の稼働を作業員による実績入力で管理している現状に対して、加速度センサーを活用する提案を行いました。加工機械に対して加速度センサーを設置してRaspberry Pi 経由で収集したデータを基にグラフ作成して可視化することで、稼働状況(機械の稼働中/停止中)を把握できることを実感して頂きました。

【支援ポイント】対象となった加工機械は、デジタルデータを出力する手段が無いような旧式の機械でしたが、機械にセンサーを外付けで設置することにより、大掛かりな設備改修を伴わずにデータ収集を実現し、管理に役立てられること実感して頂きました。

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製造業 社員60名:IoT試作(パソコン上で作成した画面をラズパイ上で起動し、収集データをEXCELで分析)・稼働データ収集による作業実績(稼働率)把握

【依頼経緯】担当者がプログラムを覚えて、IoT活用しようとしていたが、2年間経っても、終息せず出口が見えない。

【支援内容】IoTを実装することが目的になってしまっていたため、何を実現したいか(ゴール)を再整理し、目的から落としたIoT構成の組み直しを行い、実装プログラムの概略も理解しながら再試作。最終的に経営者・管理者が確認したい指標を、データ集約したEXCEL上に分析項目として見える形を実現。試作したことで、IoTでできる全体のイメージがつかめたことから、将来的に基幹システムとの連携および海外工場との情報共有を加味して、企業としてのデータ活用戦略を改めて見直している。

【支援ポイント】今回のように「IoT」を使った際にどんなことができるのかイメージの無いまま走ってしまうケースが少なくありません。その時点で描ける目的を確認し、IoT試作を一緒に実装することで、出来る事、出来にくいことの具体的なイメージがわいてきます。そしてその上で、成果を出すための全体像(最終ゴール)を描き、どの部分でIoTを活用するのかを明確化した上で、安心して取り組める支援を行います。

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歯科技工業 社員30名:クラウドを活用したSaaSシステム/タブレット活用による作業効率化

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製造業 社員40名:工程別IoTデータ収集とAI学習の組合せにより予測値(職人の技術伝承)/AIのPOC検証/基幹業務システムとの連携

【依頼経緯】高技術を持つ職人が高齢化。若手の職人に技術ノウハウ(カン)を可視化し、伝承させたい。

【支援内容】各工程ごとに職人技術のベースとなる各種測定値をセンサーや測定器で計測・基幹システムに収集(取込)。AI専用サーバを設け、顧客要件+リアルタイムの環境条件を加味し、AI推論モデルから設定に必要な予測値を現場タブレットに表示。基幹システム側での実績データの蓄積により、機械学習を繰り返すことで精度向上できる仕組みを実現。

【支援ポイント】製造業では、複数の設備(工程)で製造が行われており、そこからデータを収集するためには、クラウド(API)対応しているものもあれば、専用ソフトが用意されているものなど、さまざまである。複数の口からの取得データを基幹システムに集約する部分をコーディネート。受注した顧客要件・連動するマスタと結び付けた上で、AI推論モデルからの予測値を収集する仕組みを実現。AI活用においては、POC(Proof of Concept)にて、サンプルデータの作成~複数のアルゴリズムを相関図を用いて検証・絞り込みを行う過程で、経営者含む社内キーマン参加の説明会を設け、自社の技術伝承にAI活用が具体的にどのような仕組みによって、どのように役立つかを理解を深めながら推進。

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